第17信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 ここ数年すっかり当たり前になった酷暑も、どうやらお盆明けで一息つき、心身ともにようやくお返事を書ける状態になりました。体はともかく、気持ちのほうもぐったりしていたのは、8月のは… 続きを読む
カテゴリー「連載企画」の記事一覧
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」攻撃に抗議する
2019年8月4日posted by 仲俣暁生
8月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展の一つとして、メイン会場の愛知芸術文化センターで開催されていた「表現の不自由展・その後」の展示が3日いっぱいをもって中止された。 この企画展の趣旨は上記… 続きを読む
小説はデータではない
2019年7月29日posted by 藤谷 治
第16信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 仲俣さんもご存知の通り、僕は今年から大学の教壇に立っています。講義の前半、春学期は7月17日に終わりました。成績をつける、という重責を除けば、やれひとまずお役御免かと思ってい… 続きを読む
いま「小説」は誰のためにあるのか
2019年7月25日posted by 仲俣暁生
第15信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 いまの元号が発表される前夜にいただいた最後のメールへの返信が、なかなかできずにいました。この間にも出版界ではさまざまな事件が起きました。いや、むしろそれは「ネット上で起きた」と… 続きを読む
読書という〈遅い文化〉を守るために投じた一石――幻戯書房・田尻勉さんに聞く
2019年7月1日posted by 仲俣暁生
今年の4月2日、ある出版社の公式ブログにこのような記事が投稿され、大きな話題になった。 出版流通の健全化に向けて 小社の刊行物をご購読いただきありがとうございます。 日本のほとんどの出版社は、読者の方々への販売を取次会社… 続きを読む