カテゴリー「対談・インタビュー・座談会など」の記事一覧

読書という〈遅い文化〉を守るために投じた一石――幻戯書房・田尻勉さんに聞く

2019年7月1日
posted by 仲俣暁生

今年の4月2日、ある出版社の公式ブログにこのような記事が投稿され、大きな話題になった。 出版流通の健全化に向けて 小社の刊行物をご購読いただきありがとうございます。 日本のほとんどの出版社は、読者の方々への販売を取次会社… 続きを読む

無名の新人が書いた地味な分野の本に、ありえないほど長いタイトルをつけて売ろうとした人文書出版社の話

2019年6月18日
posted by 仲俣暁生

ある日、いつものようにツイッターを立ち上げてタイムラインをぼんやり眺めていたら、なんだかとてつもなく長いタイトルの本についてのツイートが流れてきた。発信者はその本の版元の編集者で、題名は『「舞姫」の主人公をバンカラとアフ… 続きを読む

ベストセラーから読者直販へ――ORブックスのジョン・オークス氏に聞く

2019年4月23日
posted by 仲俣暁生

2019年1月31日、来日中のジョン・オークス氏(OR ブックス共同経営者)と、彼を長い時間をかけて取材し『ベストセラーはもういらない』というノンフィクション作品を執筆したジャーナリストの秦隆司氏を招いての講演会「生き残… 続きを読む

バリューブックスは本の新しい生態系を模索する

2018年7月20日
posted by 仲俣暁生

ある程度、長いあいだ本を読んできた人ならば、一度や二度、蔵書の整理について思い悩んだことがあるはずだ。放置すれば本はどんどん増え、居住空間を圧迫する。床が抜ける心配をするほどではなくとも、このまま放置してはおけない、とい… 続きを読む

本を中心とした施設が神保町の文化を受けつぐ
――UDS中川敬文さんインタビュー

2018年5月8日
posted by 仲俣暁生

4月11日、東京・神保町の岩波ブックセンター(信山社)跡地に、「神保町ブックセンターwith Iwanami Books(以下、神保町ブックセンターと略記)」という商業施設がオープンした。開店前日に内覧会を兼ねた説明会が… 続きを読む