前回は、近年のブックオフについての言説を紹介した。これまで否定的に語られがちであったブックオフを肯定的に捉えなおし、その意味合いを積極的に語る言説が増えている。それらは、本連載で目指すブックオフの語り方にも近いものである… 続きを読む
カテゴリー「連載企画」の記事一覧
歴史という遠景について
2022年1月24日posted by 藤谷 治
第28信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 「マガジン航」の再起動、おめでとうございます。ご苦労も多いでしょうけれど、読者としても書き手としても、やはりこういうフィールドがあるのは嬉しいことです。 しかし一年間このやり… 続きを読む
第8回 ブックオフ肯定論を検討する(その1)
2022年1月12日posted by 谷頭 和希
すでに本連載が始まってから3年ほどになろうとしている。 新型コロナウイルスの流行拡大などを経て、ブックオフをめぐる情勢も変化を余儀なくされてきた。そんななか、ブックオフに対する言説にも変化が見られるようになった。 本連載… 続きを読む
SNSでは伝わらない「声」を
2022年1月6日posted by 仲俣暁生
第27信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 新年あけましておめでとうございます。昨年末の本屋B&Bでの恒例イベントも楽しかったです――と書いてから、藤谷さん宛ての一つ前の手紙を書いたのが一昨年暮れだったことに気づきました… 続きを読む
物語の命脈と物語による回復
2021年1月6日posted by 藤谷 治
第26信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 明けましておめでとうございます。昨年末はB&Bのイベントに参加してくださって、ありがとうございました。瀧井朝世さんや田中和生さんにも助けられました。 今にして思えば、… 続きを読む