カテゴリー「連載企画」の記事一覧

人類に必要な物語のために

2020年4月8日
posted by 藤谷 治

第22信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣様 ある程度きちんと日付を書きながらでないと、この話は複雑な印象を持たれてしまうかもしれませんから、煩わしさをこらえて読んでください。 2月29日の土曜日に、僕は青森県の八戸でトーク… 続きを読む

コロナ禍のなかで読み、書くということ

2020年4月4日
posted by 仲俣暁生

第21信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 1月の初めに前回のメールをいただいてから、またしてもズルズルとお返事を引き伸ばしているうちに、新型コロナウイルスの騒動が中国の武漢でもちあがり、やがて韓国の大邱に、そして日本で… 続きを読む

「真の名」をめぐる闘争

2020年2月18日
posted by 仲俣暁生

最初から言い訳がましい話になるが、このエディターズノートは毎月、月初に書くことにしている。しかし今月はずるずると月中を過ぎても書けず、いっそのこともうやめようかとさえ思いつめた。その理由をまず最初に述べる。 崩壊後の風景… 続きを読む

第5回 ブックオフで神隠しに遭う

2020年1月29日
posted by 谷頭 和希

大人になったいま、迷子にはほとんどならない。 「ブックオフで迷子になる人」 そんな人がいるだろうか。いると思う。かくいう私がそうなのだ。さっき「私は最近迷子にならない」と書きながらなにごとかと思うだろう。しかしブックオフ… 続きを読む

批評のありか

2020年1月7日
posted by 藤谷 治

第20信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 明けましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。とりわけ、田中和生さん、瀧井朝世さんと共に毎年末来ていただいているB&Bでの「フィクショネス文学の教室」では… 続きを読む