連載「往復書簡:創作と批評と編集のあいだで」

小説家の藤谷治氏と本誌編集発行人の仲俣暁生が、出版や文学の現状と未来について往復書簡のかたちで語り合う連載企画です。

戯画よりもグロテスクな

2022年3月1日
posted by 藤谷 治

第30信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 仲俣さん、僕には判らないのです。僕がこの戦争についても、スラブ人の歴史や文化についてもほとんど何一つ知らないからでもあるでしょうけれど、もしかしたらこれは、世界中の誰もが判ら… 続きを読む

遠景と日常

2022年2月27日
posted by 仲俣暁生

第29信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 新作『ニコデモ』の感想をお伝えしようと思っているうちに、ロシアとウクライナの間で戦争が始まってしまいました。「戦争が始まった」といっても、ネットやテレビを経由して流れてくる情報… 続きを読む

歴史という遠景について

2022年1月24日
posted by 藤谷 治

第28信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 「マガジン航」の再起動、おめでとうございます。ご苦労も多いでしょうけれど、読者としても書き手としても、やはりこういうフィールドがあるのは嬉しいことです。 しかし一年間このやり… 続きを読む

SNSでは伝わらない「声」を

2022年1月6日
posted by 仲俣暁生

第27信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 新年あけましておめでとうございます。昨年末の本屋B&Bでの恒例イベントも楽しかったです――と書いてから、藤谷さん宛ての一つ前の手紙を書いたのが一昨年暮れだったことに気づきました… 続きを読む

物語の命脈と物語による回復

2021年1月6日
posted by 藤谷 治

第26信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 明けましておめでとうございます。昨年末はB&Bのイベントに参加してくださって、ありがとうございました。瀧井朝世さんや田中和生さんにも助けられました。 今にして思えば、… 続きを読む