紀伊國屋書店は、アメリカの図書館向け電子書籍配信サービス、NetLibraryをつかってこれまで行ってきた「買切り型学術教養系和書の電子書籍配信サービス」を、凸版印刷との協業により拡大することを発表した。
この件についての両社の公式のプレスリリースはここに(内容は同じ)。
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease980.html
http://www.kinokuniya.co.jp/release/netlibrary091001.pdf
また、この件と密接に関連していると思われるが、凸版印刷は29日にも、雑誌のデジタル展開支援サービス「MAGABANK」の開始を発表している。
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease979.html
他方、大日本印刷は29日、傘下の丸善、ジュンク堂、図書館流通センター(TRC)とあわせた4社で経営統合の協議を行うと発表している。
http://www.dnp.co.jp/news/1209247_2482.html
執筆者紹介
- 2009年10月に、株式会社ボイジャーを発行元として創刊。2015年からはアカデミック・リソース・ガイド株式会社からも発行支援をいただきあらたなスタートを切りました。2018年11月より下北沢オープンソースCafe内に「編集部」を開設。ウェブやモバイル、電子書籍等の普及を背景にメディア環境が激変するなか、本と人と社会の関係をめぐる良質な議論の場となることを目指します。
最近投稿された記事
- 2019.01.22イベント告知「返本ゼロ」が可能な出版のビジネスモデル――ジョン・オークス講演会
- 2018.02.20お知らせデジタル版「本で床は抜けるのか」について
- 2016.09.22イベント告知今年も東京国際ブックフェアが始まります
- 2016.08.08イベント告知ローカルメディアで〈地域〉を変える【第2回】を開講します。