‘古書’ タグのついている投稿

非日常としての本屋、日常としての本屋

2019年1月9日
posted by 伊川 佐保子

年末年始に旅をした。日本列島を西に向かったその移動の意味の半分くらいは本屋を訪ねることにあったから、本屋へ向かう旅だったということもできなくはない(あと半分は、足の悪い祖母に会いに行くことである)。ここ最近、遠出か… 続きを読む

第2回 嗚呼、理想の「マイ・図書館」はどこに?

2016年9月30日
posted by 山田苑子

ハタチを超えてこちら、図書館に蔵書として「小説」を求めたことはない。私はプライベートでは――大学院生という立場はプライベートではない、気がする――あまり、小説を、読まないのである。高校生を境にオールフィクションからほぼ足… 続きを読む

「無書店自治体を走る本屋さん」は、なぜ走る?

2016年6月16日
posted by 荒井宏明

本の砂漠・北海道で社会実験 北海道では1998年を境に書店の数が減少の一途を辿り、現在、179市町村のうち約50の自治体が「無書店自治体(ゼロ書店自治体)」だ。市町村総数における「無書店自治体が占める比率」をみると、全国… 続きを読む

わが実家「蔵書放出祭」始末記

2015年2月19日
posted by 福林靖博

「あの本をどうしよう……」 奈良の実家の親から「実家を売ろうと思っている」と電話で言われた時に、私の脳裏に最初に浮かんだのは、実家に溜め込んだ本やCDのことだった。 小さい頃からの本好きが高じて図書館に職を得ているが、そ… 続きを読む

三島由紀夫研究余話

2014年7月16日
posted by 岡山典弘

はじめに 私は、愛媛県松山市に在住しています。 これまでに『三島由紀夫と刺青』『三島由紀夫と橋家』『三島文学に先駆けた橋健行』『三島由紀夫のトポフィリア』『三島由紀夫と神風連』などの研究論文を、鼎書房が刊行する「三島由紀… 続きを読む