「マガジン航」のエディターズ・ノートは毎月1日に公開することにしているのだが、今月はどうしても考えがまとまらないまま最初の週末を越えてしまった。理由はほかでもない、出版物流の限界がはっきりと露呈してきたからであり、それを… 続きを読む
カテゴリー「連載企画」の記事一覧
出版業界はブロッキング問題で岐路に立っている
2018年5月1日posted by 仲俣暁生
先月にまきおこった海賊版マンガ・アニメサイトに対する緊急ブロッキングをめぐる議論の推移をみていて、不思議に思ったことがある。展開があまりにも急だったこともあるが、決定までの経緯がクローズドなままなので憶測するしかないこと… 続きを読む
コミュニティ(Ours)の編集とデザイン
2018年4月2日posted by 仲俣暁生
クラウドファンディングによる出版プロジェクトが進められていた、故・渡辺保史さんの遺稿集『Designing Ours:「自分たち事」のデザイン』がようやく完成し、先週末に私の手元にも本が届いた。この本は2011年から20… 続きを読む
第2回 全米最大のチェーン書店、バーンズ&ノーブルの苦闘
2018年3月27日posted by 大原ケイ
次々とオープンするアマゾン書店が話題を集め、インディペンデント書店のリバイバルが謳われる一方で、ネガティブなニュースばかりが聞かれるのが全米最大のチェーン書店、バーンズ&ノーブル(B&N)の先行きだ。 今年2月に… 続きを読む
その後の「本で床は抜けるのか」
2018年3月19日posted by 西牟田靖
最初の床抜け騒ぎから6年、「マガジン航」での連載をまとめた単行本が出てから3年がたった。そしてこのたび、中央公論新社から文庫版が出ることになった。各章ごとに新しい情報を加えて更新したり、その後の動きについて記した「文庫版… 続きを読む