第13信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 明日の夜に、荻窪の本屋Titleというお店で藤谷さんをお招きして行うトークイベントの準備をしながら、このメールを書いています。せっかくなので今回の手紙は、この企画の趣旨を説明す… 続きを読む
カテゴリー「連載企画」の記事一覧
第2回 ブックオフ・図書館・コンビニ
2019年3月19日posted by 谷頭 和希
図書館とブックオフはどう違うのか? 前回、ぼくたちは本をめぐる風景の中に突如として入りこんできた、「ブックオフ」という奇妙な書店について、それを「図書館」としてとらえ直すことができるのではないかと考えてみた。今回からは実… 続きを読む
本を残す、本を活かす、本を殺す
2019年3月4日posted by 仲俣暁生
このところ、「本をどう残すか」ということをよく考える。個人の蔵書をどうするかといったレベルの話ではなく、物理的な書物だけの話でもない。本とはようするに「残された記録」のことだとすれば、考えるべきはさまざまな著作や文物を後… 続きを読む
生きてるうちから全集など考えないほうがいい
2019年2月28日posted by 藤谷 治
第12信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 橋本治氏は、享年70とのことですが、夭折の感すらあります。山のような仕事をしながら、なお山のように仕事を残して亡くなりました。評価を定めるには時間がかかるでしょう。 僕は仲俣… 続きを読む
30年後の読者に本をどう残すか
2019年2月25日posted by 仲俣暁生
第11信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 昨年暮れにお返事をいただいたまま、ながらく返信できず失礼しました。往復書簡をそろそろ再開したいと思います。ここまで五往復、十回ほどメールのやり取りをしてきましたが、もうしばらく… 続きを読む