第14信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 前回のお手紙をいただいたのが2019年3月28日で、僕がこれを書いているのは3月31日です。29日には荻窪でお会いして、マキューアンの『贖罪』について楽しくお話ししました。 … 続きを読む
連載「往復書簡:創作と批評と編集のあいだで」
小説家の藤谷治氏と本誌編集発行人の仲俣暁生が、出版や文学の現状と未来について往復書簡のかたちで語り合う連載企画です。
21世紀のモダン・クラシックスを考える
2019年3月28日posted by 仲俣暁生
第13信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 明日の夜に、荻窪の本屋Titleというお店で藤谷さんをお招きして行うトークイベントの準備をしながら、このメールを書いています。せっかくなので今回の手紙は、この企画の趣旨を説明す… 続きを読む
生きてるうちから全集など考えないほうがいい
2019年2月28日posted by 藤谷 治
第12信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 橋本治氏は、享年70とのことですが、夭折の感すらあります。山のような仕事をしながら、なお山のように仕事を残して亡くなりました。評価を定めるには時間がかかるでしょう。 僕は仲俣… 続きを読む
30年後の読者に本をどう残すか
2019年2月25日posted by 仲俣暁生
第11信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 昨年暮れにお返事をいただいたまま、ながらく返信できず失礼しました。往復書簡をそろそろ再開したいと思います。ここまで五往復、十回ほどメールのやり取りをしてきましたが、もうしばらく… 続きを読む