連載「月のはじめに考える-Editor’s Note」

「マガジン航」編集発行人が、毎月はじめにそのときどきの話題について解説する連載コラムを開始しました。

二つのブックフェアから見えた「本の未来」

2016年10月1日
posted by 仲俣暁生

先月は東京で二つの「国際ブックフェア」が開催された。両者を見比べて感じたことから今月は始めてみたい。 一つ目の国際ブックフェアは、9月16日〜19日に東京・北青山にある京都造形芸術大学・東北芸術工科大学の外苑キャンパスで… 続きを読む

続・本屋とデモクラシー

2016年9月1日
posted by 仲俣暁生

2ヵ月前のこのコーナーで、「本屋とデモクラシー」というコラムを書いたところ、何人かの方から、このテーマでイベントを開催できないか、というお声がけをいただいた。そこでさっそく、東京・渋谷に新しくできたLOFT 9 Shib… 続きを読む

巨大プラットフォームから遠く離れて

2016年8月1日
posted by 仲俣暁生

インプレス総合研究所が7月28日に『電子書籍ビジネス報告書2016』を発売し、2015年の電子書籍市場の様相が明らかとなった。4月に刊行された出版科学研究所の『2016年版 出版指標年報』も昨年の電子書籍市場の概要を伝え… 続きを読む

本屋とデモクラシー

2016年7月1日
posted by 仲俣暁生

ジュンク堂書店の福嶋聡さんが人文書院のサイトで連載している「本屋とコンピュータ」のコラムの2014年から2016年にかけての文章の一部と、書評その他の文章が『書店と民主主義〜言論のアリーナのために』という本としてまとめら… 続きを読む

ローカリティから生まれる声

2016年6月1日
posted by 仲俣暁生

「マガジン航」で久しぶりに新しい連載「ローカルメディアというフロンティアへ」をはじめた。書き手の影山裕樹さんとは、以前に私が『編集進化論〜editするのは誰か?』という本をつくったときにその版元の編集者として知り合い、フ… 続きを読む