連載「月のはじめに考える-Editor’s Note」

「マガジン航」編集発行人が、毎月はじめにそのときどきの話題について解説する連載コラムを開始しました。

ローカルな場所とデジタルを結びつける

2018年11月1日
posted by 仲俣暁生

今月から「マガジン航」はリブライズとのコラボレーションを始めることにした。ご存知の方も多いと思うが、リブライズは「すべての本棚を図書館に」を合言葉に、本と場所と人を結びつける仕組みだ。わかりやすく言えば「図書館ごっこ」が… 続きを読む

いまこそ言葉のキャッチボールが必要だ

2018年10月1日
posted by 仲俣暁生

先月から小説家の藤谷治さんとの往復書簡「創作と批評と編集のあいだで」を始めた。この連載をはじめた意図は第1信の「本の激変期のなかでどう生きるか」に書いたので繰り返さないが、同世代の信じられる小説家との言葉のやりとりに静か… 続きを読む

読書専用端末の時代は終わったのか

2018年9月3日
posted by 仲俣暁生

先月の終わりに、電子出版ビジネスの草分け的存在であるイーストの下川和男さんから、古くなったり壊れたりして使えなくなった電子書籍端末を肴に語り合う会、名付けて「昔の読書端末放出放談会」にお誘いいただいた。 ちょうど「マガジ… 続きを読む

出版業界は沈みゆく泥舟なのか

2018年8月6日
posted by 仲俣暁生

まるで沈みゆく泥舟のようではないか、と思う。日本の出版業界のことだ。 このコラムは毎月、基本的に月初に公開することにしている。毎月更新される小田光雄氏の「出版状況クロニクル」や、ジュンク堂書店の福嶋聡氏の「本屋とコンピュ… 続きを読む

hon.jp DayWatchの事業継続を祝す

2018年7月1日
posted by 仲俣暁生

昨年の10月に株式会社hon.jpの代表取締役社長だった塩崎泰三氏が逝去したことに伴い、同社の運営するニュースサイト「hon.jp DayWatch」をはじめとする事業の継続が困難となっていた。 そうした状況のもと、私も… 続きを読む