チップ・キッドと最初に会った(というか、見た)のはいつだったろう? 有名な装丁家と言えば真っ先に挙がる名前だし、出版記念パーティーやランダムハウスの社内で見かけると「うぉっ、チップ・キッドいたー」というくらい、スーパーノ… 続きを読む
カテゴリー「コラム」の記事一覧
本のジャム・セッションは電子書籍でも続く
2012年5月12日posted by 秦 隆司
「アメリカン・ブックジャム」。僕が編集長となり1996年から2006年の間に合計11号まで出した雑誌だ。体裁は洋書を読むひとのためのガイドブックだったが、この雑誌で僕がやろうとしたことは、アメリカ文化、それも主にニューヨ… 続きを読む
大手出版5社はEブック談合してたのか?
2012年4月23日posted by 大原ケイ
先々週、米司法省(DoJ)がアメリカの大手出版社5社とアップルに対し、電子書籍の値段について談合し、Eブックの値段を吊り上げたことが独禁法に違反するとして提訴し、うち3社が和解に応じた、というニュース。翻訳記事も含めてあ… 続きを読む
震災後1年を経て、電子書籍について考える
2012年3月24日posted by 仲俣暁生
東日本大震災の発生から1年を経たこの春、震災を振り返るさまざまな本が刊行されています。1年という月日をかけてようやく見えてきたことが多いことを、これらの本を読んで感じます。 他方、震災直後は、多くの出版社が自社のコンテン… 続きを読む
0円電子書籍端末から本の公共性を考える
2012年3月22日posted by 橋本 浩
読書とは元来、金はないが、時間だけは十分過ぎるほどに持て余しているという貧乏人が、ああでもないこうでもないとだらだら思索しながら、ひねもす布団の中で読み耽ることができる道楽であった、と誰かが言っているのはどうかは分からな… 続きを読む