『出版月報』2019年1月号によると、冊子形式の雑誌の売上は21年連続で縮小しており、休刊点数が創刊点数を上回る状況が10年以上続いている。もはや、分野によっては雑誌媒体が消滅する可能性も考慮せざるを得ない事態である。こ… 続きを読む
小林徳滋さんによる記事一覧
技術書典は“エンジニアたちのコミケ”である
2018年11月5日posted by 小林徳滋
技術書典[1]は技術に関わる人にとってのコミケともいえる、年に2回のインディペンデントな本の即売会です。Techboosterと達人出版会が共催し、ボランティアベースで運営しています。Techboosterはmhidak… 続きを読む
『EPUB戦記』が伝える書物電子化への苦闘
2016年9月28日posted by 小林徳滋
小林龍生さんの『EPUB戦記――電子書籍の国際標準化バトル』(慶應義塾大学出版会)はデジタルによる出版の黎明期を豊富なエピソードとともに伝えるものであり、また新しい本の姿を探求してきた記録と、いまなお残る課題を示している… 続きを読む
本のワンソースマルチユース制作
〜その理論・実践・未来
2016年3月14日posted by 小林徳滋
はじめに 電子版の売上が増えるにつれて、印刷・製本した本(紙版)とEPUBを主とする電子版を同時に発売するサイマル出版が重要になる。筆者は2010年からWeb上で紙の本のためのPDFとEPUBなどを一つの原稿からワンステ… 続きを読む