連載「本を出すまで」

東日本大震災の後、それまでの出版社での仕事のしかたに疑問をもち、独立してちいさな出版社「里山社」を立ち上げようと思い立った編集者が、自分と同じような志をもつ「出版者」たちの経験を聞いてまわり、一歩ずつ足場を固めていく過程をつづったエッセイです。【連載中・随時更新】

第4回「出版者」は今すぐやれる。
─ 編集室 屋上 ─

2014年3月27日
posted by 清田麻衣子

私の周りの出版人たちは皆、まず一冊目にある程度、売り先が見えている本を出した方が良いという。しかし新人写真家の写真集は、その枠に収まっているとは言い難い。そして1冊出すだけでは出版社とは言えないとも皆が言う。版元を起すと… 続きを読む

第3回 里山社設立と夏葉社、島田さんに会う

2013年10月15日
posted by 清田麻衣子

ほかの仕事は知らないのだが、編集の仕事を始めた頃、「編集者は判断の連続だな」と思ったことがあった。 なんとか編集プロダクションに入ったものの、編集とライターの仕事の区別が出来ないままに月刊誌をつくっていた。嵐のような入稿… 続きを読む

第2回 出したい本に出会う

2013年5月15日
posted by 清田麻衣子

出版社に務め、多忙を極める女性編集者に、「休みが嫌い」という人は結構いて、私は完全にそうだった。稀にぽっかり時間が空くと、自分自身のブラックホールに飲みこまれるような感覚に襲われて怖くなり、月曜日、会社へ向かいながらイヤ… 続きを読む

第1回 東日本大震災と編集グループ〈SURE〉

2013年2月6日
posted by 清田麻衣子

つい最近まで、自分で版元をやろうなどとはまったく思っていなかった。正直なところ、今も半信半疑だ。 そこで、この連載では、既にひとり、もしくは数人で小規模な出版社をされている方々のお話を聞きながら、そのお話を参考に私が版元… 続きを読む