グーグル社が、過去の本も現在の本もひっくるめて、人類がつくりだしたすべての本を網羅的に電子化し、かれらの全文検索サービスの対象にするという「グーグル・ブックス」計画をスタートさせたのが 2005年。これに対してアメリカの… 続きを読む
‘出版流通’ タグのついている投稿
震災の後に印刷屋が考えたこと
2011年3月29日posted by 古田アダム有
3月11日に発生した大きな地震を、僕はオフィスで迎えた。 僕のオフィスはもともと活版印刷機を回していたビルなので、古いが大変に頑丈な作りをしている。ゆっくりと増幅しながら粘る揺れは、最初は水平方向に縦横に、次いで垂直方向… 続きを読む
ボーダーズはなぜダメになったのか?
2011年2月15日posted by 大原ケイ
今週にもチャプター11(日本で言うところの会社更生法)申請が発表されるともっぱらの噂のボーダーズ。数年前までは年商35億ドルもあった全米第2位の書籍チェーン店だ。 おそらく日本のマスコミが書くように、全てを「電子書籍のせ… 続きを読む
トークイベントのお知らせ
2011年2月14日posted by 仲俣暁生
2月の下旬から3月上旬にかけて、「マガジン航」関係者が出演する出版をめぐる二つの催しが東京で相次いで開催されます。 公開シンポジウム-「紙 vs 電子」から遠く離れて まず2月22日(火)には、シアターイワトで出版者ワー… 続きを読む
アップル決済=30%の義務化は敗着か?
2011年2月9日posted by 鎌田博樹
どうやらアップルは意外に早く、次の一歩を踏み出した。つまり、iPadの拡販からApp Storeの収益拡大への重心の移行ということだ。1,000万台に達したiPadは世界の出版社に大きな期待を抱かせてきたが、10ヵ月足ら… 続きを読む