以下は、『図書新聞』2010年7月24日号(第2975号)に掲載された拙稿です。同号は「2010年上半期読書アンケート」にあわせるかたちで、「電子書籍」特集の体裁も採っています。この記事のほかには、目玉企画として、前田塁… 続きを読む
カテゴリー「本と電子書籍をめぐる読み物」の記事一覧
電子書籍ファイルフォーマットの構造
2010年12月17日posted by 小町祐史
記述言語とマーク付け 電子書籍に限らず、文書などの構造をもつデータの交換フォーマットには、ASN.1、SGML、XMLなどの記述言語が用いられてきた。 記述言語は文書構造記述などの特定目的のデータの記述とアクセスを指示す… 続きを読む
日本語表現と求められる標準化
2010年12月17日posted by 植村八潮
標準化の背景 日本語書籍における組版規則は、日本語表現と出版文化形成に大きな役割を果たしている。欧米の書籍と比較すればわかるように、縦組み、ルビなどの日本語特有の組版規則、多数の文字、さらに多様なフォントなど、いくつもの… 続きを読む
みんなの電子出版であるために
2010年12月17日posted by 萩野正昭
幾多の人たちが電子的な出版の普及に取り組んできた。しかし、その普及は決して容易なものではなかった。ある意味で積み上げては一切をもともなく崩しさる徒労の繰り返しだった。 なぜそうだったのか。考えてみると、電子的な出版が何か… 続きを読む
統一中間フォーマットの要件
2010年12月17日posted by 齋鹿尚史
統一フォーマットの技術的意義 統一中間(交換)フォーマット(以下、統一フォーマット)を策定することになった経緯については、別稿に詳しく述べられているのでここでは繰り返さないが、その技術的な意義について述べる。 国内のテキ… 続きを読む