いろんな人が、私が気に入るだろうと、このドーリング・キンダースリー(イギリスの出版社)の動画のリンクをえんえん送ってくる。作りは気が利いてるが、実際のところどちらの方向から読んでも根本的に正しくないと私は思う。若い人は「… 続きを読む
カテゴリー「コラム」の記事一覧
グーグル・プロジェクトは失敗するだろう
2010年3月25日posted by 津野海太郎
昨秋、アマゾンで、まもなくロバート・ダーントンの『The Case for Books』という本がでることを知った。でもこれ、なんと訳したらいいのかね。たぶん「本という事件(事例)」あたりなのだろうが、そこに「本の容器」… 続きを読む
丸にCの字を書きたくて
2010年3月24日posted by 片岡義男
落書きのためのスペースは教科書の欄外余白だった。本文ごとに、つまりどのページにも、左右そして上下に、ここに落書きをしなさいと、僕を誘ってやまない余白があった。上下の余白は横長のスペース、そして左右のスペースは縦長であり、… 続きを読む
読書体験のクラウド化
2010年3月19日posted by 川添 歩
アマゾンが Kindle の発売によって実現したのは「持ち歩ける電子書籍」です。しかし実はそれよりもはるかに重要なのが、同時に行った「本のクラウド化」です。 Kindle の本が「クラウドである」理由は、購入した本をアマ… 続きを読む
電子書籍はなにを売るのか
2010年3月12日posted by 藤巻法明
〈あかんあかん〉〈なんぼええもん描いたってそないに売れるもんじゃない〉〈ええもんは一般の読者が買おてくれるなんて、そら夢みたいな話や〉〈貸本は最初から売本とは別のルートでまかれるんや〉〈書店には並ばへんのや。うちで出して… 続きを読む