そこで、まず「本の黄金時代」について。私たちの多くがそこで生きていた二十世紀の百年が、あとにも先にも例のない本の力(能力でも権力でもあるような)の最盛期だったというのは、具体的に、どんなことを意味しているのか。 いちばん… 続きを読む
津野海太郎さんによる記事一覧
1 本と読書の世界が変わりはじめた
2010年6月3日posted by 津野海太郎
いま、というのは二十一世紀の最初の十年がたった現在という意味ですが、そのいま、私たちにしたしい本と読書の世界が大きく変わろうとしている。 そのことを前提としてみとめた上で、この変化を「本の電子化やインターネット化に乗りお… 続きを読む
グーグル・プロジェクトは失敗するだろう
2010年3月25日posted by 津野海太郎
昨秋、アマゾンで、まもなくロバート・ダーントンの『The Case for Books』という本がでることを知った。でもこれ、なんと訳したらいいのかね。たぶん「本という事件(事例)」あたりなのだろうが、そこに「本の容器」… 続きを読む