第7信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 新著の『燃えよ、あんず』を拝読しました。下北沢にあった藤谷さんのお店と同じ「フィクショネス」という名前をもつ本屋に集う、ちょっと変わった人たち(ぽんこつたち?)の演じる物語をたい… 続きを読む
仲俣暁生さんによる記事一覧
ローカルな場所とデジタルを結びつける
2018年11月1日posted by 仲俣暁生
今月から「マガジン航」はリブライズとのコラボレーションを始めることにした。ご存知の方も多いと思うが、リブライズは「すべての本棚を図書館に」を合言葉に、本と場所と人を結びつける仕組みだ。わかりやすく言えば「図書館ごっこ」が… 続きを読む
トライアングル的な運動としての「編集」
2018年10月23日posted by 仲俣暁生
第5信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 先日はある文芸誌の新人賞パーティーで、久しぶりにお目にかかれて楽しかったです。ふだんああいう場に出向くことは少ないのですが、「小説家」や「文芸評論家」が抽象的な存在ではなく、姿か… 続きを読む
いまこそ言葉のキャッチボールが必要だ
2018年10月1日posted by 仲俣暁生
先月から小説家の藤谷治さんとの往復書簡「創作と批評と編集のあいだで」を始めた。この連載をはじめた意図は第1信の「本の激変期のなかでどう生きるか」に書いたので繰り返さないが、同世代の信じられる小説家との言葉のやりとりに静か… 続きを読む
遠近法、あるいは「教養」の再構築
2018年9月28日posted by 仲俣暁生
第3信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 お返事をしそこねている間に、すっかり秋になりました。先のメールで藤谷さんからは小説をめぐる「消費側の保守化」、そして僕が以前についSNSでつぶやいてしまった「ド文学」という言葉に… 続きを読む