先月は「読書」についての話題だったので、今月は本を「書く」側の話をしようと思う。まず、先日に記者会見が行われたばかりの、日本独立作家同盟による「NovelJam」という試みについて触れたい。 作家と編集者がタッグを組み、… 続きを読む
カテゴリー「連載企画」の記事一覧
番外編2 佐藤真の「不在」を見つめて
2016年11月16日posted by 清田麻衣子
佐藤真の映画を観て、本を読んで、考える時間は、頭にモヤがかかったような状態が多かった当時の私にとって、幼いころの遊びに熱中する感覚が蘇ってきたような時間だった。ファッションくらいしかこだわりのなかった私が、ようやく初めて… 続きを読む
第3回 軽くて閲覧性の高い最強デバイスは、いまも紙なのか
2016年11月15日posted by 山田苑子
借りて来たハードカバー、ダウンロードしたPDFのプリントアウト、入手しづらい博論のコピー、持って歩きたくない重さの画集や写真集、先生から渡される手書きメモ入り講義資料、ゼミで配られる先輩同輩後輩のレジュメの束エトセトラエ… 続きを読む
近況報告:「音楽×記憶」にまつわる研究や実践や
2016年11月11日posted by アサダワタル
ご無沙汰しています。前回の投稿から1年も経ってしまった。 この間、僕は何をしていたのかと言えば、昨年の今頃は3冊目の単著や10年ぶりにリリースしたソロCDの制作と出版企画に追われ、年をあけてからは、各地のアートプロジェク… 続きを読む
第2回《長野》アルプスの図書館に「黒船」がやってきた
2016年11月7日posted by 野原海明
これがあの県立長野図書館? 長野駅に降り立ち、にぎわう善光寺口ではなく、反対側の東口へと向かう。開発途上の通りをぶらぶらと歩くこと約10分。タクシーに乗るなら「図書館へ」と言うより「ホクト文化ホールへ」と言ったほうがわか… 続きを読む