改革は「周縁」から起きる 多くの場合、大きな変革は中心からではなく周縁から始まる。マンガ産業も同じである。 思えば戦後の日本マンガの変革は出版の中心地・東京からではなく、大阪から始まった。戦後まもなく手塚治虫を祖として始… 続きを読む
連載「ネオ・マンガ産業論」
第7回 「紙vs電子」はWin, Lose or Draw
2018年2月23日posted by 中野晴行
イメージ通りではなかった電子コミック時代 第1回の「出揃った電子コミックのプレイヤーたち」から連載をスタートしてまもなく一年が経つ。第1回では、コンテンツホルダーでもある出版社が本格的に電子コミックに舵を切ったことでいよ… 続きを読む
第6回 電子コミック時代はマンガ・エージェントが活躍する!?
2017年11月21日posted by 中野晴行
印刷されたマンガから電子コミックへのシフトが確実に進む中で、注目されているのが「エージェント」という仕事だ。 エージェントという職業はこれまで日本の出版界にはほとんど定着していない。しかし、欧米の出版界では古くから「リテ… 続きを読む
第5回 デジタルで変わるマンガ家の仕事
2017年10月11日posted by 中野晴行
前回はデジタル化が編集者に及ぼす影響について考察したが、今回はマンガ家がデジタル化によってどう変わったのか、変わるのかについて考察してみたいと思う。一部、これまでとかぶる部分もあるが、ご容赦いただきたい。 制作支援ソフト… 続きを読む
第4回 デジタル時代はマンガ編集者を変えるか?
2017年8月24日posted by 中野晴行
旧来のマンガ編集者の役割 長年、日本のマンガ業界、とくに雑誌では、マンガ家と編集者、あるいはマンガ家と原作者、編集者がタッグを組んでひとつの作品を生み出してきた。マンガ家と編集者は企画について話し合い、編集者は必要な資料… 続きを読む