アマゾンは10月7日、キンドルを日本を含む世界100ヵ国以上で発売すると発表した。価格は279ドル、出荷開始は10月19日とのこと。今回のサービス開始で購入できるコンテンツは英語の書籍のみ。またダウンロード時に利用するワイアレス回線の料金はアマゾン側で負担するという。
プレスリリースによると、すでにAtlantic Books、 Bloomsbury、Canongate、Faber and Faber、Hachette、Harlequin、HarperCollins、Lonely Planet、Penguin、Profile Books、Quercus、Simon & Schuster、Wileyといった出版社がキンドル用の電子書籍を提供している。
またThe New York Times(米)、The International Herald Tribune(米)、Le Monde(仏)、Frankfurter Allgemeine Zeitung(独)、The Washington Post(米)、La Stampa(伊)、El País(スペイン)、El Universal(メキシコ)、O Globo(ブラジル)、The Daily Telegraph(英)などの新聞も講読可能で、日本の英字新聞としてはThe Mainichi Daily Newsが講読できる。
執筆者紹介
- 2009年10月に、株式会社ボイジャーを発行元として創刊。2015年からはアカデミック・リソース・ガイド株式会社からも発行支援をいただきあらたなスタートを切りました。2018年11月より下北沢オープンソースCafe内に「編集部」を開設。ウェブやモバイル、電子書籍等の普及を背景にメディア環境が激変するなか、本と人と社会の関係をめぐる良質な議論の場となることを目指します。
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