このビデオは、図書館のこれからのありかたについて、南アフリカ在住の建築家の学生が自分の建築修士論文につけたプレゼン資料です。
情報と知識のかたちが、本からデジタルにうつるにつれ、それらの情報にアクセスすることができる空間も変わってきています。図書館の中の紙の本は、建物に閉じ込められていますが、デジタル情報は鳥のように個人のところに飛んで行くのです。デジタル情報にアクセスできる空間は、図書館のようなパブリック空間から、自分の部屋のようなプライベートな空間になっていくのです。
ところが発展途上国の人びとの多くは、インフラが整備されていないので、このようなデジタル情報をプライベート空間でアクセスすることできないのです。このようなギャップのことをデジタル・ディバイド(Digital Divide)といいます。
このビデオは、これからの図書館がデジタル情報やデジタル知識をすべてのひとびとに平等に提供することによって、このデジタル・ディバイドを埋めることができる、と提言しています。そしてEverywhere is hereになると言っています。
それではこの短いビデオをお楽しみください。