藤谷 治さんによる記事一覧

都市と土着〜「ローカルメディアで〈地域〉を変える」に参加して

2016年8月9日
posted by 藤谷 治

「都会的なもの」と「土着的なもの」の軋轢を、探偵小説の形で書けないだろうかと、あれこれ考えている。 土地に根付いて生きる、というのがどういうことか、僕にはよく判らない。悪い意味での都会人(先祖代々の継承は何もなく、個人主… 続きを読む

新刊小説は滅亡について考えた方がいい

2015年12月4日
posted by 藤谷 治

雑誌「ダ・ヴィンチ」から「本をめぐる物語」を依頼された時、僕のよくない癖が出た。 依頼を逆手に取って、おそらくは先方の望んでいないであろう小説を書いてしまったのだ。前にも「卒業をめぐる物語」を依頼されて、いつまでたっても… 続きを読む

音楽教育理数系編入論【後篇】

2015年6月5日
posted by 藤谷 治

現在もそう教えているなら、とんでもない話だが、僕が小中学校に通っていた頃には、J.S.バッハのことを「音楽の父」なんて教わっていた。 これは端的にいって嘘である。「音楽の父」とはつまり「西洋音楽の創始者」の謂いだろうが、… 続きを読む

音楽教育理数系編入論【前篇】

2015年6月3日
posted by 藤谷 治

『学校で教えてくれない音楽』(大友良英著・岩波新書)という書名はトリッキーである。著者が意図したわけではないだろうが、言葉の(日本語とは限らない)曖昧さが潜んでいるのである。 おそらく著者は、これを「学校で教えてくれない… 続きを読む

「フィクショネス」という本屋の話

2014年9月16日
posted by 藤谷 治

1998年7月4日に開業した東京・下北沢の書店「フィクショネス」を、2014年7月22日に閉店しました。本当は開業と同じ7月4日に閉店したらきっちりしてていいと思ったのですが、閉店の腹を決めたのがひと月前で、それまで十数… 続きを読む